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専門家による独立開業コラム

最新フランチャイズ起業バイブル⑨ 成功の鍵はミスターNO.2を探すこと!

成功の歴史、それはNO.2の存在

歴史上、大きな功を成し遂げた人物には必ず、その人物を支えるNO.2が存在しました。武将でいえば、豊臣秀吉に仕えた黒田官兵衛。企業でいえば、本田宗一郎を支えた藤沢武夫や、ソニーの盛田昭夫などが当てはまるでしょう。NO.2の存在なくして、歴史の名を遺した人物を探すことが難しいほど、NO.2という存在はとても重要で尊いものです。NO.2の役割は様々で、支え使えるNO.1の気質や能力によって異なります。

NO.1が戦略家であったなら、NO.2は戦術家であり、NO.1が技術者であったなら、NO.2は営業マンであり、NO.1が0から1を生み出すなら、NO.2は1から100までをつくります。

その中でも、NO.2のもっとも大切な役割は、トップの描く夢や目標を必ず達成するように仕向けて行く現実主義を貫くということです。

前述の黒田官兵衛を例に出すと、文禄:慶長の役(朝鮮出兵)の外征の講和に派遣された官兵衛には、講和の条件を認めた書状が手渡されていました。しかしその書状の中身を見た官兵衛は、それがあまりにも秀吉寄りの都合のよい内容だったので、これでは相手方が到底容認することはないと判断し、官兵衛はその書状を火で燃やしてしまいます。

このようにトップの絶対的な意向を曲げてまでも、現実路線に舵を取る役割(現実主義)が、NO.2には求められます。

NO.2があってこそ、国を治めることも、企業を大きくすることも実現されるのです。

 

フランチャイズ本部のNO.2

当然、フランチャイズ本部も企業体ですから、成長しビジネスマーケットで勝者になるためには優秀なNO.2の存在が不可欠になります。

そこでフランチャイズ起業家は、加盟するフランチャイズ本部のNO.2の存在をいち早く察知し、その能力を見極める必要があります。

 

よくあるフランチャイズ・ビジネスでの加盟プロセスは、

Ⅰ  資料請求

Ⅱ  説明会参加

Ⅲ  個別面談:一次(営業担当者面談)

Ⅳ  個別面談:最終(社長面談)

 

の四つのプロセスです。しかしⅢ 個別面談:一次と、Ⅳ 個別面談:最終の間に、NO.2との面談を入れるようにしてください。以下にNO.2との面談で注意する上での重要なポイントを列挙しました。

 

NO.2を見極めるポイント

① №2の役割を正確に理解すること② №2の今後の方針を理解すること

③ №2とNO.1の関係性を理解すること

①NO.2の役割

一般的にトップNO.1は、職人気質で現場的な感性で仕事をする人が多い一方、NO.2は論理的思考で事業を拡大する営業的な仕事をする人が多い傾向にあります。

ですからフランチャイズでよくあるパターンは、直営店や1号店の創業社長がNO.1として君臨し、フランチャイズ本部の事業責任者がNO.2としてポジショニングしている場合です。

つまり作った人と、それを広げる人、という役割分担で、フランチャイズを拡大する責任者の任にNO.2であるということです。このような場合は役割を正確に掌握することができるのですが、フランチャイズの数が直営店に比べて圧倒的に少ない場合や、その会社のドメイン事業としてフランチャイズ事業部が存在していない場合は、NO.2はフランチャイズ事業部以外にそのポジションがあります。どちらにせよフランチャイズ起業家はNO.2の役割を正確に把握し、その役割が有益に担えているのか、判断することが重要になります。

 

②NO.2の方針

NO.2はトップNO.1に準じて責任持ち、それに見合った能力を持っていますから、当然ながら展開するビジネスに対する明確なビジョンを持っています。そのビジョン、方針を明確にフランチャイズ起業家に対して教示してもらう必要があります。万が一、フランチャイズ本部やトップNO.1の理念と相違し、ぶれた発言をするようなら注意する必要があります。

能力のある人ほど、自分で事業を起こしたい、NO.1になりたがるものです。

ある程度フラチャイズ事業が拡大し、形が見えたところでNO.2が離反するフランチャイズ本部がよくあります。それも主要なスタッフを引き連れて独立し、展開する既存のフランチャイズ・ビジネスと競合する事業を行うケースです。

NO.2の離反にともなう裁判沙汰に巻き込まれたり、同じ加盟店同士でもめたりと、本業のフランチャイズ・ビジネスどころではなくなった、外食や持ち帰り弁当店のフランチャイズ・チェーンが悪しき例として有名です。

 

③NO.1との関係性

優秀なNO.2ほど黒子に徹し、常にNO.1をそのビジネスのカリスマとしてのポジションを守っています。特にフランチャイズ・ビジネスは、加盟店の脱退&クレーム問題への対応が至上命題ですから、とにかくあることないこと悪い噂が立ちがちで、必然的にフランチャイズ本部のトップNO.1が、やいもてに立たされることが多いのです。

NO.1がそのような逆風下の中で一つ一つ対応するのであれば、肝心の経営業務に支障がきたします。またそのような状況は既存加盟店の大きな動揺を産出することにもなります。

NO.2は“NO.1に絶対に恥をかかせない”カリスマ性を守り、自らは汚れ役になるぐらいの強い覚悟で仕事をする、それがNO.1とNO.2のより有益な関係であるといえます。

 

自らもNO.2を創出せよ

フランチャイズ起業の成功のポイントの一つに複数店を展開することがあります。

そこで重要になってくるのが、2店舗目、3店舗目を任すことが出来る、いわゆるNO.2の存在です。みずからが加盟したフランチャイズ本部のNO.2を参考に、自らのフランチャイズ・ビジネスのおける有益なパートナーであるNO.2をどのように見つけ、どのようにして育てていくのか、当初からフランチャイズ起業を展開していくようにしましょう!

 

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